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関西学院大学 新月塾 ブログ Kwansei Gakuin Crescent School Blog

新月塾は、関西学院を卒業し、首都圏で頑張っている若手および中堅同窓生のための集いです。

2013年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年06月

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経済学部とRePEc「日本のTop25%経済学研究機関」の意味

 2010年5月8日の下記の記事でもご紹介しましたが、世界中の経済学の研究論文のデータベースであり、経済学分野で認知度の高い、RePEc(Research Papers of Economics)が、毎年、経済学研究機関のランキングを発表しています。

 2010年4月の発表では、関西学院大学経済学部(School of Economics)は、日本のTOP25%経済学研究機関にランクインしました。順位は12位で、私立大では1位でした。これは素晴らしい結果でした。詳細は過去の記事をご覧下さい。
関学経済学部がRePEcで日本のTop25%にランクイン

 2013年4月の発表では、残念ながら16位に後退しましたが、ベスト20には入っています。(2012年度は15位)
RePECによる日本のトップ25%経済学研究機関

以下、2013年のRePEcの発表です。

「日本のTOP25%経済学研究機関」(2013年4月)

1位 東大 経済学部
2位 阪大 社会経済研究所
3位 京大 経済研究所
4位 経済産業研究所(RIETI)
5位 政策研究大学院(GRIPS)
6位 慶應大 経済学部
7位 日本銀行
8位 一橋大 国際企業戦略研究科(ICS)
9位 一橋大 経済研究所
10位 神戸大 経済学経営学研究所
11位 一橋大 経済学大学院
12位 阪大 経済学部大学院
13位 神戸大 経済学部
14位 アジア開発銀行(ADB)
15位 筑波大 社会工学類
16位 関西学院大 経済学部
17位 慶應大 商学部
18位 東大 公共政策大学院
19位 東京経済研究センター(TCER)
20位 立命館大 経済学部

23位 京大 経済学部
24位 一橋大 商学部大学院
25位 早稲田大 政治経済学部 

 ほとんど旧帝大、旧高商/旧商大の国立か、政府関連の研究機関ですが、私立で健闘しているのは、慶應大経済学部(6位)と商学部(17位)と関西学院大の経済学部(16位)です。因みに主要私立大学の経済系の学部で25位までに入っているところは下記のとおりです。

【私立大】( )内は昨年度の順位
6位(6位) 慶應大 経済学部
16位(15位) 関西学院大 経済学部
17位(17位) 慶應大 商学部
20位(20位) 立命館大 経済学部
25位(25位) 早稲田大 政治経済学部

その他
32位(32位) 関西大 経済学部
38位(40位) 早稲田大 商学部

圏外: 同志社大


 国立大学のように、経済学部以外にも経済研究機関を持っていたり、経済学部の中に経営学科を抱えていたりして、アカデミックの陣容が大きなところは、論文数において有利と言えます。一方、日本の私立大は、学生数を増やすために、経済学部から経営学や商学、会計学、国際経済学、金融論等の分野をスピンアウトして、新たな学部にしたところが少なくないため、学部単独の集計となると、どうしても数が少なく出てしまうのではないかと思われます。

 経済学の先生の英文の論文数が増えれば順位は上がる訳ですが、(英語での)論文数を増やしていかないとどんどん他大学に抜かれていきます。また、学術論文の英文データベース化も早急に進めていかないと、これもどんどん抜かれていくことになります。

 ここで質問ですが、KGの登録論文のリポジトリは、RePEcにデータを提供する仕組みをとっているでしょうか?
 RePEcは、経済学に関する、ワーキングペーパー、雑誌記事・論文などの全文を利用できるものが多数含まれています。RePEcは経済学分野では認知度の高いデータベースであるので、「KGの論文リポジトリが、RePEcへのデータ提供を行っている」のであれば、RePEcを検索した研究者が、KGの大学の登録論文リポジトリにアクセスする可能性が高まることになります。ここはぜひ確認したいところです。

 積極的に英文で研究論文を発表している関学経済学部の多くの先生に敬意を表するとともに、学術論文の英文データベース化を全学をあげて、しかも早急に進めていただくことを希望します。
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